秋葉原の二郎系ラーメンマップ|実食レビュー!迷ったらこの店を選べ

akihabara_jiro_ramen_thumbnail 二郎系の知識あれこれ

秋葉原はラーメン激戦区として知られていますが、なかでも注目を集めているのが「二郎系ラーメン」。ガッツリ食べたい人から熱烈な支持を受けており、個性豊かな二郎インスパイア店が点在しています。
本記事では、「麺処 MAZERU」や「らーめん忍者」などの人気店を中心に、秋葉原で体験できる二郎系ラーメンの魅力を徹底解説!
店ごとの特徴はもちろん、トッピングのコール方法初めてでも安心して食べられるポイントまで、実際に訪れた人の口コミや店舗データをもとに詳しくまとめました。

  • まぜそば専門の名店「麺処 MAZERU」の味の秘密
  • 朝ラーも楽しめる「らーめん忍者」のデカ盛り系
  • 初心者におすすめのチェーン系「野郎ラーメン」
  • 細め麺が特徴の「影武者」やキャベツ多めの「盛太郎」
  • 新進気鋭「天山」のチャーシュー特盛構成

秋葉原で「次はどの二郎系を攻めよう?」と考えているあなたに、最適な1杯との出会いをナビゲートします!

麺処 MAZERU(まぜそば専門/二郎系インスパイア)

秋葉原駅から徒歩数分の場所に店を構える「麺処 MAZERU」は、まぜそばをメインにした二郎系インスパイアの人気店です。名前の通り“混ぜる”スタイルのラーメンで、二郎系の豪快さとジャンク感を楽しみたい層から熱い支持を受けています。

まぜそば醤油の特徴

MAZERUの看板メニューである「まぜそば醤油」は、濃厚なカエシガーリックの効いた旨味が特徴。スープは少なめで、麺にしっかり絡ませるタレがベースとなっています。通常のラーメンと違い、汁なしなので最後まで味が濃厚にキープされ、パンチの効いた味わいが魅力です。

ヤサイ・アブラ・ニンニク・チーズのコール方法

二郎系といえば「コール」と呼ばれるトッピング選択が名物。MAZERUでは以下のようなコールが可能です:

  • ヤサイ:もやし&キャベツの増量
  • アブラ:背脂の量を調整
  • ニンニク:生にんにくの有無と量
  • チーズ:粉チーズまたはとろけるタイプ

コールは食券を渡した後にスタッフから聞かれるので、事前に決めておくとスムーズです。初めての場合は「全部普通」で注文し、味のバランスを体験してからカスタマイズを楽しむのがオススメです。

濃厚タレと太麺のバランス

MAZERUの麺は特注の極太平打ち麺を使用しており、歯ごたえと小麦の香りが非常に強いのが特徴です。しっかりとしたタレに負けない存在感があり、混ぜるごとに具材との一体感が生まれます。

タレは甘辛で、背脂とチーズが加わることでまろやかでジャンクな味わいに変化。刻み玉ねぎやフライドオニオンなど、食感のアクセントも楽しい一杯です。

野菜構成(もやし・キャベツ比率)

ヤサイ増しをすると大量のもやしがドンと盛られますが、MAZERUはキャベツの比率がやや高めで、甘みとシャキシャキ感が印象的です。これにより食べ進めても飽きず、ジャンクな味わいの中に野菜の清涼感をしっかりと感じられます。

野菜は温野菜タイプで、スープに馴染みやすい柔らかめの仕上がり。脂っこさが気になる方は、ヤサイ増しをしてバランスを取るのが定番です。

チーズトッピングの魅力

MAZERUの代名詞とも言えるのが「チーズトッピング」。粉チーズととろけるチーズの2種類が選べ、いずれもガーリックやアブラとの相性抜群。特にとろけるチーズは、熱々の麺と絡んで濃厚クリーミーな味わいに変化します。

チーズを加えることで、ジャンクさと満足感がさらにアップ。二郎系のボリュームをしっかり食べたい人には、ぜひおすすめのトッピングです。

らーめん 忍者(デカ盛り二郎系/朝ラーOK)

朝7:30から営業している珍しいスタイルの「らーめん 忍者」。秋葉原駅から徒歩10分ほどとアクセスも良く、朝ラー文化を体験できる貴重な二郎系として人気があります。

朝7:30〜営業/中華そばも提供

忍者の魅力のひとつが、早朝から営業している点。朝ごはんとしてラーメンを楽しみたい人や、夜勤明けのエネルギーチャージにもぴったりです。
また、ガッツリ系だけでなく、さっぱりした「中華そば」も選べるのが嬉しいポイント。気分に合わせて選べるのは常連からも評価が高いです。

食券制とコールの流れ

忍者では食券機が入り口に設置されており、ラーメンやトッピングを選んで購入します。着席後にスタッフから「コールありますか?」と聞かれるので、慌てずに対応できるように準備しておきましょう。

  • 野菜の量
  • 背脂の有無
  • にんにくの有無
  • 味の濃さ

初心者にもわかりやすい掲示がされているので、初訪問でも安心して楽しめる設計になっています。

デカ盛り具材・スープ・麺バランス

忍者のラーメンはまさに“山のようなデカ盛り”スタイル。野菜の盛りも豪快で、麺の量もボリューム満点。それでいて味のバランスが良く、最後まで飽きないのがポイントです。

麺は中太の縮れ麺で、しっかりとスープを絡めます。スープは豚骨ベースにカエシが効いた力強い味わい。コクがありながらもギトギトせず、飲み干せるレベルの旨さが高評価の理由です。

チャーシューは厚切りのバラ肉で、ホロホロとした柔らかさが特徴。肉をがっつり食べたい派にも満足感の高い構成となっています。

野郎ラーメン 秋葉原店(チェーン系で初心者向け)

秋葉原駅から徒歩2分という抜群の立地にある「野郎ラーメン 秋葉原店」は、全国展開もしているチェーン系の二郎インスパイア。本格的な二郎系を気軽に楽しめる点が評価され、初心者や観光客にもおすすめの一店です。

ニンニク・背脂・カエシの増量対応

野郎ラーメンではトッピングのカスタマイズが豊富。以下のように、量を自分好みに調整可能です。

項目 内容 増減可能
ニンニク 生にんにくが基本 あり/なし/多め
背脂 液体タイプの脂 少なめ/普通/多め
カエシ 濃口の醤油ダレ 薄め/普通/濃いめ

メニュー選択時に口頭でオーダーするシステムなので、券売機→着席→店員に伝えるという流れを覚えておくと安心です。

茹で or 炒め野菜が選べる特徴

一般的な二郎系では茹で野菜が主流ですが、野郎ラーメンでは炒め野菜(ヤサイ炒め)の選択が可能。これにより、香ばしさや甘みが引き立つ仕上がりになり、他店とは違った味の楽しみ方ができます。

特に「豚野郎ラーメン」などは、炒め野菜と肉の一体感が秀逸。ガッツリだけどバランスの取れた味を楽しめるため、リピーターも多いです。

コスパと万人受けするマイルドさ

一杯あたり900円前後という価格帯で、ボリューム・味・立地を考えるとコスパは非常に高いです。二郎系の中でも特にマイルドで、ニンニク控えめ・脂控えめもできるため、女性客やライトユーザーにも人気

また、スープは背脂の量をコントロールすることで、さっぱりと食べ進めることも可能。二郎系にありがちな“重さ”が苦手な人でも、ここなら安心して完食できます。

らーめん 影武者(初心者フレンドリー)

「影武者」は秋葉原の裏通りに位置し、二郎系初心者にも親しみやすい店として知られています。店名のインパクトとは裏腹に、味は意外にも優しめで、コールなしでも安心して注文できる設計が特徴です。

細め中太麺+すっきり豚骨スープ

影武者の麺は二郎系としてはやや細めの中太麺。これにより、スープとの絡みがよく、食べやすさも抜群。スープは豚骨ベースですが、背脂の主張が控えめであっさりめの口当たりが特徴です。

従来のガッツリ系が苦手な人でも「これはアリ」と思えるマイルドさ。後味すっきり系の二郎インスパイアを求める方にぴったりです。

野菜・背脂・ニンニク増し無料制度

トッピングの増量は全て無料。スタッフが都度聞いてくれるので、「ヤサイ少なめ」「ニンニクなし」など細かく調整可能。初めての来店でも過剰に構える必要はありません。

また、券売機にオススメコールが表示されているため、迷うことなく注文できる配慮がされています。

素材に優しい味わい+卓上調味料

影武者は素材感を活かした優しい味わいで、女性やシニア層にも好評。それでいて卓上には

  • 一味唐辛子
  • にんにくチップ
  • 酢・ブラックペッパー

などが完備されており、自分好みにカスタマイズもできます。

味変で「最後まで飽きずに食べられる」ことから、初心者から玄人まで幅広く支持されている二郎系のお店です。

ラーメン盛太郎(神田駅近接・キャベツ多め)

秋葉原駅と神田駅の中間地点に位置する「ラーメン盛太郎」は、二郎系インスパイアの中でも“野菜重視派”に愛されるお店です。キャベツの比率が高いヤサイ増しが話題で、さっぱり食べたい日にも重宝される一杯を提供しています。

キャベツ比率高めのシャキシャキ感

盛太郎の最大の特徴は、ヤサイ増しにおけるキャベツの多さ。通常、二郎系ではもやしが9割を占めるケースが多い中、ここでは約3割以上がキャベツという構成。
シャキシャキとした食感と甘みが加わり、脂っこいスープとのバランスも絶妙です。

野菜そのもののクオリティも高く、仕入れから管理まで徹底しているため、新鮮でクセのない仕上がりが楽しめます。

国産ウデ肉使用のチャーシュー

盛太郎のチャーシューは、国産のウデ肉を低温調理しており、ホロホロながらも赤身の旨味がしっかり感じられます。分厚くカットされていて、一枚の存在感が抜群

チャーシューは2枚〜3枚入りのバリエーションがあり、「肉増し」オプションでさらにボリュームアップも可能。豚好きにとっては天国のような一杯です。

豚骨スープの特徴と営業時間

スープはやや乳化した濃厚豚骨で、甘みと塩味のバランスが優秀。カエシの効いた深い味わいが野菜や麺にしっかり絡みます。
営業時間は昼と夜に分かれており、平日はランチタイムが11:00〜15:00、ディナーは17:30〜22:00。会社帰りにも立ち寄れる利便性が魅力です。

土日も営業しており、秋葉原の買い物ついでに立ち寄るファンも多い、地域密着型の人気店です。

らーめん天山(新店/チャーシュー特盛)

「らーめん天山」は、2023年10月にオープンしたばかりの二郎系新鋭店。秋葉原の中心から少し離れた静かなエリアにありながら、オープン直後からチャーシューの豪快さで話題となっています。

2023年10月オープンの新店特徴

天山は、元有名ラーメン店のスタッフが独立開業した店。外観はシンプルですが、店内はカウンター席のみの落ち着いた雰囲気で、一人客でも入りやすいのが特徴です。

メニューは「豚ラーメン」「味噌豚ラーメン」「チャーシューメン」の3種類で、どれもボリューム満点。シンプルながら個性が光る構成です。

チャーシュー2枚+ほぐし肉+味玉の構成

天山の名物は「特製チャーシューメン」。分厚いチャーシューが2枚、ほぐし肉がたっぷり乗り、さらに味玉がデフォルトで付いてきます。

  • チャーシュー2枚(バラとロース)
  • ほぐし豚(刻みタイプ)
  • 半熟味玉

この豪華なトッピング構成でありながら、味のまとまりが素晴らしく、豚の脂とスープのコクが絶妙に絡みます。肉好きにはたまらない至福の一杯です。

価格帯(特製1150円)の割安感

価格は特製ラーメンが税込1150円と、内容に対しては非常に良心的。標準の「豚ラーメン」は950円からと、秋葉原エリアでは比較的リーズナブルです。

スープの質、麺のボリューム、トッピングの豪華さを考えると、コストパフォーマンスは抜群。今後さらに人気が高まることが予想される注目株です。

まとめ

秋葉原の二郎系ラーメンは、店舗ごとに味・ボリューム・システムに個性が溢れており、一度ハマると虜になること間違いなし。
麺処 MAZERU」の濃厚まぜそば、「らーめん忍者」の朝からガッツリ系、「野郎ラーメン」の初心者に優しい設定など、自分の好みに合った一杯が必ず見つかります。

また、トッピングコールの仕組みや無料増しルールを事前に知っておけば、初訪問でも安心して挑戦できます。
自分だけのカスタマイズを楽しむことで、ラーメンの世界はさらに奥深く、食のエンタメとしても極上の体験となるでしょう。

秋葉原の街歩きと共に、個性豊かな二郎系ラーメンの世界をぜひ堪能してください。
ラーメン好きなら一度は味わうべき“秋葉原ジロリアンロード”が、きっとあなたを待っています。

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