東京つけ麺のおすすめ有名店|エリア別で選ぶ!絶対食べるべき名店ガイド

tsukemen_tokyo_ つけ麺

東京は全国屈指のつけ麺激戦区として知られ、各地から美食家が集まるラーメンの聖地でもあります。

濃厚魚介系昆布水仕立て王道の豚骨系など、個性豊かな名店が軒を連ねる中、本当に美味しい店はどこなのか、と迷う方も多いはず。この記事では、SNS・口コミ・実食レポをもとに、「東京で今行くべき有名つけ麺店」を厳選ランキング形式でご紹介します。

また、エリア別・ジャンル別の名店や、昼利用やコスパに優れた店も紹介しているので、シーンに応じて選べる一冊のつけ麺ガイドとしてご活用ください。

東京で人気のつけ麺ランキング

東京はつけ麺激戦区として全国的に知られており、日々進化を続ける名店がひしめいています。

このセクションでは、特に注目を集めている有名つけ麺店を厳選してご紹介します。それぞれが独自のスープ、麺、トッピングで競い合い、つけ麺ファンの心を掴み続けています。

中華蕎麦 ひら井

都内のつけ麺界で、近年特に注目を集めているのが「中華蕎麦 ひら井」です。透き通るような清湯スープと、中太ストレート麺の絶妙なバランスが高く評価されています。煮干し系のスープに昆布や鶏油のうまみが融合し、食べ終わった後の満足感は格別です。

  • 場所:西日暮里駅から徒歩5分
  • 特徴:あっさり系ながら深いコク
  • おすすめ時間帯:平日14時以降(比較的空いている)

麺屋吉左右

木場にある隠れた名店「麺屋吉左右(きっそう)」は、食通の間で圧倒的な人気を誇ります。スープは濃厚ながらも品があり、魚介と動物系の旨味が見事に調和。自家製太麺との絡みが絶妙で、噛み応えとスープの絡み具合がとにかく秀逸です。

おすすめポイント:
・毎日炊かれる鮮度抜群のスープ
・丁寧な接客と落ち着いた雰囲気
・整理券制で行列回避が可能

Tokyo Style Noodle ほたて日和

秋葉原の新名所とも言える「Tokyo Style Noodle ほたて日和」は、昆布水つけ麺という新スタイルで注目を集めています。ホタテを贅沢に使ったスープと昆布水に浸した細麺は、つけ麺の常識を覆す一杯です。

特徴 詳細
スープ 帆立と貝出汁のミックス
昆布水に浸した低加水細麺

六厘舎

言わずと知れた「六厘舎」は、東京駅ラーメンストリートの代名詞的存在です。超濃厚な魚介豚骨スープに極太麺を絡めていただくスタイルは、全国的に“東京のつけ麺”として知られるきっかけを作った先駆け的存在です。

「濃厚なのにしつこくない」「またすぐに食べたくなる味」というリピーターが後を絶たない一杯です。

つけめん さなだ

北千住発祥の「つけめん さなだ」は、和風出汁と濃厚スープを融合させた独自路線で人気急上昇中。煮干しを効かせた味わい深いスープに自家製中太麺が絡み、味変の楽しみも多彩です。特製つくねやチャーシューも評判で、丁寧な盛り付けも魅力のひとつ。


エリア別おすすめつけ麺店

東京のつけ麺文化を語る上で、エリアごとの名店情報は欠かせません。地域によって味の傾向や客層にも違いがあり、街の個性が店に色濃く反映されています。このセクションでは、東京の主要エリア別におすすめのつけ麺店をピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

神保町:つけそば 神田勝本

神保町エリアで高い支持を得ているのが「つけそば 神田勝本」です。上品な煮干しと貝出汁をベースにした清湯系つけスープが特徴で、スープ割まで飲み干したくなる繊細な味わい。麺は国産小麦を使用した特注細麺で、のど越しの良さが際立ちます。

POINT:神保町という学生・ビジネス街に立地しているため、平日ランチ帯は混雑必至です。

北千住:つけめん さなだ

こちらも再登場の「つけめん さなだ」ですが、北千住は本店ということもあり、味の完成度と活気ある接客が際立っています。ランチタイムはコスパ良好なセットメニューもあり、近隣の学生や会社員から高い支持を受けています。

  • 出汁は魚介+動物系のWスープ
  • 麺の量は小・中・大から選べる
  • 味変用の黒七味と柚子胡椒も常備

秋葉原:Tokyo Style Noodle ほたて日和

秋葉原エリアは激戦区ですが、その中でもひときわ目立つのが「ほたて日和」。電気街の喧騒を忘れさせるような和モダンな店内で、まるで和食懐石のようなつけ麺が楽しめます。帆立の出汁と薬味の絶妙なバランスで、一度食べれば忘れられない体験に。

おすすめトッピング:
・炙り帆立チャーシュー
・柚子入り酢橘ジュレ
・味変用の岩塩

濃厚つけ麺の名店

東京のつけ麺文化を牽引してきたのが、やはり濃厚スープを提供する名店たちです。とろみのあるスープと極太麺の豪快な組み合わせは、一度食べるとやみつきになる中毒性があります。ここでは、濃厚系つけ麺を提供する人気の3店をご紹介します。

つけ麺 さなだ

再三登場の「さなだ」ですが、特筆すべきはこの濃厚つけ麺ジャンルでの存在感。魚介豚骨のスープに甘味を感じさせるタレが効いており、最後まで飽きずに食べられる工夫が詰まっています。つけ汁に浮かぶ炙りチャーシューや味玉も高評価ポイント。

つじ田(日本橋八重洲)

ビジネス街の中心、日本橋八重洲にある「つじ田」は、洗練された濃厚魚介スープが特徴。麺は特注のもちもち太麺で、卓上の「すだち」と「黒七味」で味変も自在です。
特に「最後の一滴まで旨いスープ」として評価されており、女性客にも人気です。

麺が冷めても美味しく感じられるよう工夫されたスープ温度もポイントです。

六厘舎

やはり「濃厚つけ麺」と言えば六厘舎を外すわけにはいきません。圧倒的なインパクトと、つけ麺ブームの火付け役という歴史を持つこの店は、他の追随を許さない完成度。極太麺とガッツリ系スープの融合は、濃厚好きにはまさに楽園。

MEMO:午前の早い時間に並ぶと、比較的スムーズに入店できます。

昆布水つけ麺の人気店

ここ数年で急速に注目を集めているのが「昆布水つけ麺」というジャンルです。昆布の旨味を麺に直接まとわせるこのスタイルは、麺そのものの美味しさを際立たせるとして話題になり、東京でも専門店が次々と誕生しています。つけ汁との相性だけでなく、薬味や味変も重要な楽しみのひとつです。

Tokyo Style Noodle ほたて日和

秋葉原に店を構える「Tokyo Style Noodle ほたて日和」は、東京における昆布水つけ麺ブームの火付け役とも言われています。麺は琥珀色の昆布水に浸されて提供され、そのままでも磯の香りを感じるほどの上質さ。スープは帆立出汁が主役で、昆布との相性が抜群です。

話題の理由:完全無化調の自然な味わいに加え、見た目も美しくSNS映えする盛り付けが人気です。

帆立の昆布水つけ麺 黒/白

このお店では2種類の「帆立昆布水つけ麺」が提供されており、「黒」は焦がし醤油をベースとした濃い目のつけ汁、「白」は白醤油と貝の旨味を活かしたまろやかスープです。昆布水の温度管理も徹底されており、最初から最後まで美味しく食べられる工夫がされています。

黒と白の比較:
・黒:香ばしさとコクが特徴、男性人気高
・白:やさしい味で女性支持率高
・どちらも帆立オイルが決め手

ほたて日和の薬味と味変提案

この店では「薬味」や「味変」が非常にユニークで、まず麺だけ、次に塩で、そしてつけ汁という順番が推奨されています。さらに途中で「柚子皮」「藻塩」「柚子酢」を加えることで、三段階の味変が楽しめる仕組みになっています。最後は昆布水とスープを混ぜて「スープ割」で締めるのが常連の楽しみ方。

  • 藻塩は麺本来の甘さを引き出す
  • 柚子酢で爽やかに味をリセット
  • 最後は昆布水+スープで極上スープに

老舗・行列店

東京で「つけ麺 有名店」として語られるには、長年の実績と支持が必要です。このセクションでは、行列ができるほどの人気を誇り、かつ“老舗”として認知されている名店をピックアップ。創業当初から現在に至るまで、味やスタイルを貫いてきたつけ麺界のレジェンドたちを紹介します。

六厘舎(東京駅ラーメンストリート)

言わずと知れた「六厘舎」は、まさに“東京の顔”とも言える存在。東京駅構内にあるラーメンストリート店は、毎日開店前から行列ができるほどの人気を保っています。濃厚な魚介豚骨スープに極太麺が絡む王道スタイルは、都内はもちろん全国のつけ麺ファンを魅了し続けています。

六厘舎の魅力:
・超濃厚スープと全粒粉極太麺
・つけ麺ブームの先駆者
・東京観光の定番グルメにも

東池袋大勝軒(ルーツ)

つけ麺のルーツと言えば、やはり「東池袋 大勝軒」。故・山岸一雄氏が創業したこの店は、「もりそば」という名称で現在のつけ麺スタイルを確立した存在です。甘み・酸味・塩味が絶妙に調和したスープは時代を超えて愛されています。

特徴 内容
スープ 魚介+動物+酸味の三重奏
麺量 通常でも300g以上(大盛り無料)

風雲児 新宿本店

新宿にある「風雲児」は、濃厚系つけ麺の中でも魚介系に特化した一杯が人気。つけ汁は鶏白湯+魚介の絶妙な配合で、クリーミーながら後味すっきり。外国人観光客の来店も多く、世界的に評価される東京代表店の一つです。

補足情報:オープン前から並ぶのが通例で、開店30分前に並べば第一陣で入店可能です。


コスパ良し&昼利用におすすめのつけ麺店

つけ麺の名店は夜営業のイメージも強いですが、ランチタイムでも満足度が高く、コストパフォーマンスに優れたお店も多数存在します。このセクションでは、1,000円前後で味・量・サービスすべてを満たしてくれる、昼利用にぴったりの店舗を紹介します。

らぁ麺や 嶋

西荻窪の隠れ家的存在「らぁ麺や 嶋」は、昼営業のみながら連日大行列。スープは清湯と濃厚の2種が選べ、つけ麺は魚介×鶏×昆布の旨味が詰まったつけ汁が特に人気。見た目も美しく、繊細な仕事ぶりに職人技を感じさせます。

昼営業のみ(11:00〜15:00)
・限定30食のつけ麺は開店直後に完売必至
・化学調味料不使用の優しい味

Homemade Ramen 麦苗

大森にある「麦苗」は、全国のラーメンファンが集うほどの人気を誇る実力店。店名の通り、麺は自家製で小麦の香りがダイレクトに感じられます。つけ麺は昼限定で提供されることが多く、出汁のクオリティは都内随一。

注意:事前整理券制を導入しており、当日朝の取得が必要です。

ジャパニーズラーメン五感

水道橋の「ジャパニーズラーメン五感」は、ビジネス街に位置しながらもハイクオリティなつけ麺が味わえる穴場。つけ汁はあっさり系で、ランチタイムの胃にも優しく、女性一人でも入りやすい雰囲気です。価格も900〜1,000円台と良心的。

  • 卓上の「だしポット」でスープ割自由
  • 炙りチャーシューが絶品
  • 平日限定ランチセットあり

まとめ

東京には多彩なスタイルのつけ麺店が集まり、それぞれが独自の魅力を持っています。濃厚魚介系で王道の美味しさを味わいたいなら六厘舎やつじ田、昆布水で上品な旨味を楽しみたいならほたて日和や帆立系の店がおすすめです。

また、神保町や秋葉原、北千住などエリア別で特色があり、アクセスの良さも選ぶポイントの一つです。さらに、昼間のランチ利用や価格重視の方には、らぁ麺や嶋や麦苗などのコスパ優良店も見逃せません。自分の好みや目的に応じて、東京のつけ麺シーンを最大限に楽しんでください。この記事が、読者の「次に行くべき一杯」を見つける一助になれば幸いです。

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